大体のディストリビューションにおいて Ruby は最新版が入っていないので、システム全体に対して最新版の Ruby を入れる方法についてメモしておきます。毎度毎度、どのライブラリを入れなければだめとか調べて試行錯誤しているので。
事前準備
必要なライブラリのインストール
とりあえず、環境を最新にして、コンパイルに必要なライブラリをインストール。
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$ sudo apt update $ sudo apt -y upgrade $ sudo apt -y install git curl libssl-dev libreadline-dev zlib1g-dev autoconf bison \ build-essential libgdbm-dev libgdbm-compat-dev libyaml-dev libreadline-dev \ libncurses5-dev libffi-dev |
ソースのダウンロード
この記事の投稿段階での最新安定板が 2.6.4 なので、それをダウンロードして展開
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$ wget https://cache.ruby-lang.org/pub/ruby/2.6/ruby-2.6.4.tar.gz |
インストール
ソースの展開
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$ tar xvfz ruby-2.6.4.tar.gz $ cd ruby-2.6.4 |
コンパイルしてインストール
コンパイルしてインストールします。コンパイル時にドキュメント類を作ると時間がかかるので、必要ない場合は、それはすっ飛ばすように –disable-install-rdoc オプションをつけます。
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$ ./configure --disable-install-rdoc $ make -j 40 $ sudo make install $ ruby --version ruby 2.6.4p104 (2019-08-28 revision 67798) [x86_64-linux] |
bundler のインストール
bundler をインストールしておきます。
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$ sudo gem install bundler Fetching bundler-2.0.2.gem Successfully installed bundler-2.0.2 Parsing documentation for bundler-2.0.2 Installing ri documentation for bundler-2.0.2 Done installing documentation for bundler after 5 seconds 1 gem installed |
あとは、Rails いれるなりなんなりご自由に